やすこママの「愛情たっぷり養鶏」のご紹介 「山のなか農園」HOMEへ
ふつうの主婦が育てる、名付けて「愛情たっぷり卵」と「野鶏志向の自然養鶏」について説明します。
......................................................................................... | <注意!> 今現在(平成20年より)「愛情たっぷり卵」は販売しておりません。 その鶏糞を野菜を育てる肥料として、使用しているのみです。 |
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「基本的な考え方」 一般にいう自然養鶏で、土の上で飼い、自家配合飼料をあげ、 抗生物質をあげない養鶏ですが、それと基本は同じながら 私流のやり方で育てています。 初めは本を読みながら、あれこれ「自分のやり方」を考えていました。 そして私の性格上、鶏を家畜には考えることは出来ないことに気付き、 子供のように考え、悪い環境、食べ物は与えたくない、という結論に なりました。初めて赤ちゃんがうまれた時、何で泣いているかわからず、 困ったことが誰でもあると思います。でも自然に何で泣いているか わかってきます。私は鶏もそのように育てようと思っています。 |
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@「環境」 野鶏や昔の庭先養鶏の鶏が「食べてたもの」や「その環境」を与えようと 思っています。腐葉土があり、沢が流れ、草、虫をついばむ環境です。 でも山の中は危険がいっぱいです。それらから守るため、仕方なく小屋に 入れます。10坪で多くて80羽までにして、少しでも動けるようにします。 小屋には腐葉土を入れていきます。そして沢の天然水もまきます。 そうすることで床が良い状態(微生物が活発になる)になります。 えさ(詳細はA)はえさ箱を使わず、直接床にまきます。野鶏というのは、 土の中のものを掘り出したりして、えさを探します。それと同じように腐葉土 の中にある食べたい物、好きな草などほじくり選んで食べます。水を与える ことで、それらが腐り、ほじくることで酸素が入り、微生物が活発になり、 またほじくるという仕組みです。 このように私は野鶏に少しでも近い鶏を目指してます。冬の食べ物の なさそうな時でも生きてきた強い鶏です。 |
A「えさ」 えさは、なるべく「自分の敷地内」から調達するようにしています。(安心だから) そのため、一般的な自然養鶏で使う魚粉、カキ殻など(山の鶏には)不自然と思うものはできる限り控えめにして、 雑草、くず野菜(もちろん無農薬)、生餌(みみず・虫)、山の腐葉土を基本として、その他はくず米、米ぬか、冷やごはんです。 米類は農薬等気になりますが、いずれうちの無農薬のものに切り替えられればと思っています。残飯(食事の残り物)を与え ないのは添加物等気になるので。水はもちろん沢の天然水です。 冬には特に生餌・緑餌が不足します。でも、これも旬のものと思うと納得します。野鶏だって冬は生餌・緑餌を食べられない のですから。その分、越冬する虫がいる腐葉土を多く入れようと思っています。人間の赤ちゃんも様子を見ながら何を欲し てるか考えていきますが、とりの様子を見ながら育てていく事が基本ですから、生餌やくず米等の量は毎日違います。 ※以前(〜H17.4.18)この欄において、「魚粉、カキ殻などは使わない」と書いていましたが、食卵・尻つつき等の対処のため、やむを得ず使わないといけない状況もでてきたため、「控えめ」と表現しています。 もっと詳しく! 「うちの緑餌」編はこちら。 ![]() ![]() ↑くず野菜を食べているところ。(生後30日) ↑床をほじくり食べるものを探している |
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B「卵」 名前のとおり愛情をたっぷり注いで育てられたにわとりの卵です。 安心・安全と”にわとりの幸せ”を追求したものです。(味を追求した ものではありません。) 味はというと、甘みがあり、しつこくなく、さっぱりしています。 世間では味を濃厚にするために動物性のものを多く与えます。うちでは (安全性に疑問のある)動物性のものはやむを得ず与える程度なので、 さっぱり味なのです。 自分でえさを探す飼い方なので、鶏の体にはバラつきが出ます。ヒヨコから 飼っている私には母心がありますので、弱く小さなものは助けますし、普通 1年半〜2年で処分したり、食べたりしますが、私は最後まで飼います。 そのため、老鶏の卵もありますが、やむを得ません。 もっと詳しく! 「うちの卵の黄身」編はこちら。 「お客さまの感想」編はこちら。 |
C「ひよこ」 自然養鶏をしている方は、それに向いている鶏(雛)を遠方から宅急便で 取り寄せる場合が多いようです。私は、ひなを物のように扱うのに抵抗が あるし、箱に入っての長距離移動がかわいそうなので、直接取りに行きました。 そうすることで、その日(一部は前日)うまれたばかりのひよこと出会い、 本当に純粋な状態から育てることができるのです。 生まれて2週間ほどは鶏小屋の中に暖を確保した育すう箱を作り、大事に 育てます。 とにもかくにも、かわいいヒヨコたちは、いくら眺めていてもあきません。 ★ひよこが来た当時の様子はこちらで見れます。 ★ひよこ日記(1年目の1〜3日間)はこちらをどうぞ! |
![]() ↑水を飲むヒヨコ。上を向いて飲み込みます。 |