５月中旬から出荷するスナックえんどうは市販のものより、みずみずしさと
　　　新鮮さを実感していただける野菜の１つかと思います。
　　　見た目は「ぷりっぷり」、そして食べた時にうっかり口が開いていると
　　　「ぴゅーっ」と鉄砲魚のように水が前に飛び、前の人にかけてしまうことも。

　　　最初に出荷するものは１２月にハウスで種をまきます。その後に出る露地
　　　ものは１０月にまきますから、実に８ヶ月たってから収穫されます。
　　　ともに冬の寒さに耐え続け、やっとできます。特に露地の方は雪につぶされ、
　　　枯れたような状態から春にきれいな緑の葉と茎が伸びてきます。

　　　種まき直後にねずみに食われ、全滅になることも過去にはありましたが、
　　　それを免れ、半年以上の歳月をかけてみずみずしく垂れ下がる姿に、
　　　やはり愛着がわきます。

　　　　　　　　　　　　　　※以上は　「山の野菜便り」通信　No.246に加筆したもの

　　　
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