『山のなか農園』中継 <わが家中継>編 「山のなか農園」HOMEへ
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![]() ![]() 朝、起きた時の景色、ハウスや鶏小屋が埋まってる 鶏小屋 ![]() ![]() 家の前に通り道を作った後 車を通れるようにした後 ![]() ![]() 崩壊した育苗ハウス(雪を取り除く作業中) |
B1.16大雪騒動記。(2005.冬) 平成17年1月16日(日)朝起きて、外を見ればすごい雪。 一晩で約80cmの積雪。地域の人がいうには、伝説の「(昭和)55年クリスマスの 大雪」以来25年ぶりとのこと。その時より雪が湿って重いからタチが悪いとのこと。 急いで外に出て、積雪でパイプがしなっている育苗ハウスの雪をおろしに、奥さんは 同じく鶏小屋へ。その最中に育苗ハウスはメシッメシッという音とともに・・・。見事に アーチ型のパイプが軒並み、雪の重みでMの字になり、崩壊。鶏小屋は雪かきの かいもあり大丈夫。その後は大型ハウスがつぶされてはシャレにならないと延々と その雪を降ろしてました。(3〜4日続く) その当日15時半から停電になり、夜になっても復旧しませんでした。真冬の寒さの 中、薪ストーブの薪は湿って使えず、電灯、電話、こたつ、灯油ストーブなどいかに 電気に頼っているかを考えさせられました。水道も湧き水をポンプで吸い上げている から使えません。その日は温かくないコタツでろうそくを灯りにお菓子を夕食に(子供 は大喜び)そしてテレビも見られない、布団が一番暖かいので、20時には寝ました。 翌日の夜も電気はつかないまま、夜19時には寝ました。その日の夜中に復旧し 結局冬の丸2晩電気なしの生活を体験しました。 集落から数百メートル離れているわが家にはなかなか除雪車が来てもらえず、 電話も使えないので、誰とも会えない話せない、まさに「陸の孤島」状態。火曜日から 電気は使えたものの、除雪車が来たのは水曜日のお昼。それまで丸3日半、敷地内 から身動きがとれず、月から水曜日 ![]() まで子供は学校を休みました。(それ はそれで喜んでましたが・・・) いろいろとありましたが、「停電」も 「陸の孤島」も過去の話、今(2月)は 育苗ハウスの建て直しに向け、いま だに雪を取り除く作業に追われていま す。2月下旬からの果菜類の育苗に間 に合いそうになく困ったもんです。 でも、徹夜で停電復旧作業にあたった 東北電力や重い雪の除雪に追われた 関係者の方々には頭の下がる思いです。 いろいろあったけど、かまくらやそりで遊ぶ たくましいわが家でした。(右の写真) |