G火事だ!出番だ!消防だん(団)!2009.03 過疎地は何かと人手不足で、それは消防団も同じ。それでも不可欠で
十二分に機能しています。私もこちらに移住して2年くらいで入団(させ
られ?)、すでに5年ほど経っています。技能的にはまだまだ全然です。
そんな中、先日畑にいるとパンパンという音と犬と鶏が騒ぐ声が。
何?と集落の方を見やるとすでに一軒の家全体から炎が勢いよく立ち
上がってる。「ただ事ではない」と行ってみると、裏の山にも火が・・・。
急いで家に戻り、消防服に着替え、再度行くと、「じいさんが山に
のぼっていった!」とのこと。大声で呼んだが、見つかりません。
しばらくすると山のふもとにじいさんが姿を現しました。竹ボウキで
火を消そうとしていたのです。「そんなのでは消せない!」「もうすぐ
消防が来るから!」と必死で火の横を通り抜け、抱きかかえ連れ戻し
ました。
その後、消防(署と団)が来て、家は全焼となりました(元々ほぼ空家
状態だった)が、1時間ほどで山も含めて鎮火しました。山に延焼して
大惨事とならず、本当にホッとしました。そして消防関係の頼もしさと
同じ集落内だったので私自身の(気)疲れを強く感じた一日でした。
※上の文は、「山の野菜便り」通信 NO.242から
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