『山のなか農園』中継 <作物中継>編&<地域中継>編
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![]() ↑干して2〜3日の状態。 ↓1ヶ月するとこんなに小さく硬く。(右側) ![]() |
<作物中継>Cへそ大根って何? <地域中継>Aへそ大根って何? 今年(H16冬)から「へそ大根」なるものを作り、野菜セットに入れました。 いわゆる「凍み大根」ですが、ここ筆甫ではその様から「へそ大根」と 呼んでいて、各家庭で作っており、また特産品としても売っています。 他ではなかなか見れないそうです。 皮をむき、輪切りにした大根をゆでて(左写真)から、その真ん中を細い 棒(笹竹)で刺します。20ケ位刺した棒の両端を引っ掛けます。(何本も) 左の写真はわが家ですが、地域の中で多く作っている方だと下の写真の ように壮大で冬の風物詩といえます。 棒を掛けてから、厳冬期の約1ケ月間、「凍みて、溶けて」を何度も繰り返し ます。硬く小さく(左下写真)なったら、棒から外し、さらに1週間ほどゴザなど の上で干して出来上がりです。「ゆでる」「凍みて溶けての繰り返し」が おいしさのポイントです。同じ町内で作っても平地ではうまくできず、山の中 だからこそできるようです。 食べ方は、お湯で戻し、煮物にします。味がよくしみこみ、弾力のある食感が 美味です。作物のとれない冬に、作物を保存するだけでなく、寒さを利用した 食べ方を考える先人の知恵には改めて感心させられます。
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