『山のなか農園』中継 <わが家中継>編 「山のなか農園」HOMEへ
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L煙突の煙ゆらゆら、心ほこっと一暖落。(2010.2月) 暖冬といわれていた今年だけど、なかなかどうして厳しい寒さの日も 多かった。こちらに移住して、もうすぐ8年が立とうとしている。最初の 4年はマイナス15℃前後になったり、大雪が降ったりしたけど、 ここ4年はそうでもなかった。私自身が冬への感覚を身につけた というのも大きいかもしれない。 それでも今年のように昼でもマイナス5℃だったり、またそんな日が 出荷日だったらさぼることもできず、冷たい沢水で洗った野菜を触り 続け、その手から全身が凍えて硬直していく感じになる。 そんな冬の1日(の作業)がようやく終わり、夕方に犬の散歩に行く 前に、家の薪ストーブに火をつける。そして散歩の行き際に振り返り、 家の煙突を見やる。煙が“もくもくゆらゆら”とのぼっているのを見て ほっとする。それはなぜかというと、火がついてもうまく燃え上がらない こともあるから。もう一つは散歩から帰れば、その火にあたって暖まれる から。薪の燃え上がる火は体と心を暖めてくれる。寒い1日が終わった という安堵感もにじませてくれる。 ![]() |
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